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地下水は、生活用や工業用をはじめ、道路・駐車場の消雪用などに幅広く利用されています。
例年、冬本番を迎えるこの時期は、雪が降ると消雪設備が一斉に稼働し、地下水が多量にくみ上げられるため、地下水位が大きく低下します。このため、一時的に地下水がくみ上げにくくなる恐れがあります。
県民共有の大切な財産である地下水を守るため、節水や適正利用へのご協力をお願いします。
消雪設備の管理者におかれましては、地下水障害の未然防止を図るため、以下のことにご注意下さるようお願いします。
1 道路や駐車場への過剰な散水は避けましょう
路面等の水浸しを避け、適正な散水量となるよう、散水ノズルやバルブの調整をしましょう。
2 雪が止んでも長時間散水し続けないよう、降雪検知器や制御盤での適正な設定を行いましょう
設備作動開始温度は2℃、残雪処理時間は10分を目安に設定しましょう。
3 日頃から地下水を利用した水道や設備の節水・点検に努めましょう