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4月27日(土曜日)「ふるさと剱親自然公園」で、映画「おおかみこどもの雨と雪」のファンやプロジェクトをご支援していただいている町内外から多くの皆さんにご参加いただき、多様な広葉樹の苗を植樹し、森を育て、成長する姿を見守っていく100年以上続く第2回「おおかみこどもの森づくり」植樹祭を実施しました。
ドクトル西野先生が解説する散策体験は大人気で、抽選で選ばれた50名が参加。「おおかみこどもの森 渓の小道」を植生している樹木の意味などを説明しながら、およそ45分かけて遊歩道散策を楽しみました。
植樹祭では、22種類240本の木の苗を参加者100名で植えました。この参加者の70%は町外からの参加であり、子ども連れの方々が多いイベントとなり、町のPRと関係人口・交流人口の拡大、地域活性化に繋がりました。
「 命を植えることは明日を植えること。希望を植えること。心を植えること。」
森の成長とともに子どもの成長、そして町の成長を見守り続けたいです。
前日の4月26日(金曜日)には、上市中央小学校の5、6年生を対象に、子どもたちへの環境教育と郷土愛の醸成に役立てる取組として、町内児童を対象とした森づくりに関する講座やワークショップを授業の一環として行いました。今回は初の取組みとして、北陸電力株式会社も協賛で講座をし、〇✕クイズを取り入れ、楽しみながら学ぶ時間となりました。
屋外に移動してからは、ミズナラなど3種類の苗づくりに取り組み、笑顔が絶えない活動になりました。
今後も、このプロジェクトで森の大切さを再認識し、自然環境の保全や多様な動植物の生態に関心を持つきっかけとしていただくとともに、町の森林環境の保全、脱炭素社会の実現、環境教育の充実及び郷土愛の醸成に繋がる取組を続けていきます。
<アンケートより>
「4月27日 ドクトル西野の散策体験」
・植物の名前の由来や、どんな場所を好んで生えるか、雪の影響、大雨の影響などお聞きできて、「森を見る新しい視点」を与えていただけたと感じました。また、「教育は遠回りのようで一番近道」という言葉も印象的でした。
「4月27日 植樹祭」
・親子で一緒に何かをするということが出来たことと、自然のためになることが出来たことがよかったです。 一番好きな山が剱岳であるので、その麓である上市のために何かできるということはとても嬉しいことです。
・今後も参加することで今回の活動の成果を実感できるし、このような活動は継続してこそその先に繋がっていくと思うので、その一助になれたらと思います。
・昨年植えた木々を見て、植樹は一度で終了ではないと実感しました。私たちにできることを少しずつ継続していきたいと思いました。
「4月26日 小学校ワークショップ」
・ふだん家では、きゅうりなどをつくっていただけだったけれど、学校の木を見るとワクワクして楽しく出来ました
・初めて苗木を植えたし、大きくなるのが楽しみ。
※今後、報告書や動画などこのページで更新していく予定です。
【4月27日 植樹祭の様子】
散策体験
【4月26日 上市中央小学校講座&ワークショップ】