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2月5日(水曜日)、白萩西部公民館において白萩西部小学校6年生とファミリーマート上市中央店の久我奈美子店長が協力し、「剱岳Tシャツ(同店で販売されている剱岳がデザインされたTシャツ)」2025年バージョンの制作が始まりました。
白萩西部公民館では毎年、卒業記念として6年生が書(習字)の作品を制作しています。この様子を掲載した公民館のSNSの記事が剱岳Tシャツを販売している同店の久我店長の目に留まり、「剱岳に一番近い小学校の6年生が書く文字を使って剱岳Tシャツを制作できないか」と公民館へ打診し、小学校からの了解も得てこの企画が実現しました。
この日は6年生を代表して樋口義眞さんが、同公民館で書道の講師をしている浅井利香さんから指導を受けながらTシャツにプリントするデザインの「剱」と「Tsurugi」の文字をしたため、5枚の中から文字のバランスや墨のかすれ具合を考慮してTシャツのデザインのパーツとなる1枚を選びました。
翌日の2月6日(木曜日)は小学校に場所を移し、前日作成した「剱」の文字と「試練と憧れ」「剱岳のイラスト」のパーツを組み合わせて、大きさや配置を変えながら6年生全員で1つのデザインを考えました。児童は「友だちと一緒に作成してかっこよくなったので嬉しかった」「配置を考えるのが大変だった。出来上がったものを早く着たい」と完成を喜び、一緒に作成した久我店長は「山好きの方だけでなく上市町の方にも知ってもらって、たくさんの方に着てもらいたいです」と話しました。
完成したデザインの剱岳Tシャツは3月4日の卒業生を送る会でお披露目され、3月末頃から同店で販売される予定です。