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5月25日(日曜日)、白萩南部公民館において山菜を使った災害時食づくりが開催され、種地区の住民やエコツアーガイドトコトコのメンバーら約20人がコゴミやウド、ヨシナなどの山菜を調理しました。この取り組みは近年大雨などにより避難所を開設することが増え、もしもの際の食事を同公民館で保存している山菜を活用して提供することができないか、という思いから今回初めて実施。参加者は、高齢者から子どもまでが山菜を食べやすいようにするにはどうしたらいいかを考えながら、調味料や付け合わせを工夫して調理を進めました。完成後は皆で実食し、「この調理方法は思ったよりも食べやすくなった」「山菜は餃子の具に合いそうだから、次回作ってみよう」「この味付けなら子どもも美味しく食べられるね」と活発な意見交換もされました。
主催した同公民館の廣田弘義館長は「災害があった際は、今日の料理を一品でも二品でも作るように心掛けてほしい。普段はしないような調理方法で、高齢者から子どもまで山菜を味わうことができてよかった」と振り返りました。7月には今回使用した山菜とは違う山菜を使って再度実施する予定です。