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5月31日(土曜日)、富山地方鉄道・上市駅を出発点に、地域おこし協力隊が中心となって企画したイベント「貸切!カミ鉄の旅 〜上市の玉手箱を味わおう〜」が開催されました。
このイベントは、町の魅力や地元の特産品を知っていただくとともに、鉄道の利用促進と地域の活性化を目指す取り組みで、全国から93組232名もの応募をいただき、その中から抽選で選ばれた60組165名の皆さまにご参加いただきました。
当日は、特別に貸し切った「ダブルデッカーエキスプレス号」(3両編成)に乗車し、約2時間にわたり富山地方鉄道本線沿線の美しい景色を楽しんでいただきました。車内では、地域おこし協力隊がプロデュースした上市町のお菓子詰め合わせ「玉手箱」をお渡しし、自然や特産品の魅力をご紹介しました。
出発式では、鉄道好きで知られるよしもと芸人・鈴川絢子さんと富山住みます芸人をゲストにお迎えし、「出発!」の掛け声に続き、参加者全員で「進行!」と声を合わせて列車が出発。車内では鈴川さんによる車内アナウンスや、「ふみきりのうた」を口ずさむと、親子で振り付けをしながら歌を楽しむなど、和やかな雰囲気に包まれました。
また、途中でキャニオンエキスプレス号とすれ違う場面では、「キャニエクだ!」という歓声が上がるなど、車内は大いに盛り上がりました。
上市駅では、上市中学校・上市高校の生徒たちがブースを出店し、地元特産品やオリジナルグッズを販売。若い力による地域の魅力発信にも注目が集まりました。
参加者の皆さんの笑顔と地域の温かなおもてなしがあふれた一日となり、地域内外のつながりが一層深まりました。今後もこのような機会を通じて、上市町と富山地方鉄道の魅力を発信してまいります。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
【当日の様子】