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令和3年11月19日に国の文化審議会による答申を受けていた「釈泉寺円筒分水槽」が、令和4年2月17日付け文部科学省告示第15号により、正式に国登録有形文化財となりました。上市町では初の登録物件となります。
釈泉寺円筒分水槽は、「上市川の扇頂部に建設された、直径9.3メートルの円筒分水槽。0.51対0.49の高い精度で両岸の幹線水路に分水し、安定した水供給により、長年の水不足を解消した戦後の農業水利施設」(文化庁監修『月刊文化財』令和4年2月号より)で、「国土の歴史的景観に貢献しているもの」と評価されました。