本文
梅雨の時期が過ぎて、夏はクマにとっては食物が乏しい季節ですので、ウドやフキなどの草本類や
ハチなど昆虫の巣を探して、広い範囲を足早に行動します。そのため、人と出会う機会も多く、人身
事故につながることもあります。これから山に出かける方は、クマの被害に遭わないよう、次のこと
にご注意ください。
◇朝夕は山中に入らない。
(クマは朝夕に活発に動きます。)
◇グループで行動する。
(山中では単独行動を避け、グループで声をかけあって活動し、クマに人の気配を伝えましょう。)
◇鈴、笛、ラジオなど音が出るものを携帯し、クマに自分の存在を知らせる。
(クマは聴覚や嗅覚が人より優れているため人の接近を察知し、人を避けます。)
◇子グマを見たらそっと立ち去る。
(近くには必ず母グマがいます。子グマがかわいいからと近づいたりすると、母グマは子グマの危険を感じて人を攻撃することがあります。)
◇山菜採りはほどほどに。
(ウドやウワバミソウなどの草本類、ハチ類・アリ類など昆虫を食べているものと思われます。食べ跡や足跡、糞などを見つけたら引き返しましょう。樹木にクマ剥ぎがあれば、その付近にはクマが生息していますので要注意です。)
◇不測の事態に備えて。
(注意をしていてもクマと近距離で出遭う場合があります。ヘルメットを着用すると頭部の被害を軽減することが出来ます。接近するクマにはクマ撃退スプレーが効果的です。山仕事などで頻繁に入山する方は携行されることをお勧めします。)