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在宅医療とは?


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3 すべての人に健康と福祉を
ページID:0001688 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

地域包括支援センターでは、下記の業務を行っています。

  • 在宅医療に従事する者の学習・交流の場の設定(在宅医療従事者研修会等の開催)
  • 在宅医療に関する普及啓発(講演会等の開催、パンフレット等の作成・配布)
  • チーム医療を提供するためのネットワーク体制整備(たてやまつるぎ在宅ネットワーク・中新川郡在宅連携システム等支援)

在宅医療とは?

 在宅医療は、「生活の場」で行う医療です。病気を持ち、病院に通うことができないけど自宅で過ごしたい患者さんやご家族のために在宅医療があります。医師や看護師が患者さんの自宅を訪問して診療や看護を行います。

訪問診療と往診

 訪問診療・・・通院困難な患者さんの家に医師が定期的に訪問・診察し病状の管理や相談を行います。

 往診・・・体の具合が急に悪くなったときに患者さんの家族等の求めに応じて、医師が訪問・診察します。

「かかりつけ医」を持ちましょう!

 「かかりつけ医」とは、ふだん自分がかかりつけていて、何でも気軽に相談できるお医者さんのことです。

「かかりつけ医」をもった方がよい理由

  1. 受診の手続きが簡単で、待ち時間も比較的短く、じっくり診察してくれる。
  2. 精密検査や入院などが必要になった場合、適切な病院・診療科を紹介してもらえる。
  3. 訪問診療や介護サービスが必要になった場合、地域包括支援センターなど必要な相談窓口につないでもらえる。また、必要書類(主治医の意見書等)を作成してもらえる。
  4. 食事面等、日常の健康管理のアドバイスをしてもらえる。
  5. 家族の健康状態も相談でき、家族の病状・健康状態を把握しているので、もしもの時に素早い対応をしてくれる。

考えてみましょう!

自分に介護が必要になった時に、どのような生活を望みますか?

家族に介護が必要になった時に、どのような生活を望みますか?

  • 住み慣れた自宅で過ごしたい
  • 病院に入院していたい
  • 身近なグループホームや特別守る老人ホームなどで過ごしたい
  • 有料老人ホームなどで過ごしたい
  • 家族に任せる

あなたはどこで最期を迎えたいですか?

  • 自宅
  • 病院
  • 自宅で終末期を迎えると・・・
    • 家族の介護負担が大きいかもしれないが、いいことも多い
    • 住み慣れた場所で、自由に自分らしい生活ができる
    • 大事な家族や友人、ペットとともに過ごすことができる
    • 治療や療養のしかたについて自分で選択できる
    • 訪問診療に来てもらえれば、通院や付添いで家族が疲れることがない
    • 家族も自分らしい生活をしながら介護を続けることができる
  • 病院で終末期を迎えると・・・
    • 容態が急変しても、すぐに対応してくれるので安心できる
    • 病院のスケジュールで管理され、自由に生活できない
    • ほかの入院患者がいるため、家族や友人との交流がしにくい
    • 病院の都合で退院させられ、行き場が見つからないこともある
    • 毎日のお見舞いなどで家族の介護負担は必ずしも減らない

ひとりで病院に通えなかったり、病気が完治していないのに病院から退院するように言われたりすると、見捨てられた気持ちになるかもしれませんが、けっしてそうではありません。中新川郡では、医師や看護師、介護スタッフなどがチームとなり、連携して療養生活をささえるしくみが整ってきています。みなさんも元気な若いうちから、在宅医療と介護のことに関心をもち、家族や近所で助け合える関係づくりをするなど、いざという時に備えておきましょう。

病院から退院するとき不安がある場合は、まずは病院の地域医療連携室へ、また在宅療養に関する相談ごとは上市町福祉課(つるぎふれあい館)の地域包括支援センターにご相談ください。介護保険を利用している場合は、担当のケアマネジャーにご相談ください。

資料

在宅医療連携のイメージ[PDFファイル/2.52MB]

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