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胴体が4つの部分から成る寄木造りの像で、内面に布が貼られている。
目には嵌石がはめ込まれており、作は鎌倉時代と考えられる。
大徹禅師は北陸・東北地方に禅宗を広めた高僧で、立山寺の開祖である。
名刹立山寺の参道の並木で計47本ある。
「とが」はモミと同一の種に属する木であるが、これほどの巨木の並木は県内では立山寺にしかない。
高さは約20m前後、太さは3m前後、発育は極めてよい。
明治時代、寺院改築の際、伐採されかかったが信徒の反対で今日まで残ったものと伝えられる。
高さ41m、目通り9mの県内にまれな「けやき」の巨木であり、古くは上市に集まる行商人の目印として有名であった。