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剱岳の標高 2,999m
36年ぶりの標高変更
国土地理院では、2004年に北アルプス剱岳の標高をGPS測量した結果、2,999mと発表しました。
国土地理院では、高さ80cm、重さ63kgの石の標柱を、山頂まで運び、計測の基準となる三角点を埋設しました。
剱岳の初測量は1907年で、今回、2007年に測量100周年を迎えることを記念して標石を設置し、GPSを使ってあらためて標高を計測することとなった。
剱岳の標高は、明治40年に2,998mとされ、昭和5年3,003mに改定。その後、写真測量が昭和43年に実施され2,998mに戻っていた。
GPSによる測量より、三角点の標高2997.1mで標高の最高地点は、三角点より1.5m高く、標高は2998.6mと2004年10月28日発表があった。
剱岳山頂