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生ごみリサイクルで肥料づくりをしませんか?

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ページID:0010461 更新日:2024年5月27日更新 印刷ページ表示

家庭生ごみリサイクル実施のメリット

(1)ごみ製家庭菜園でお手軽に食費・ごみ処理費を削減し、家計を支える

(2)ご近所の農家さんに肥料を提供、新しいご近所づきあいの可能性

(3)子供と一緒に野菜や花を育て、情操教育、食育、好き嫌い克服の機会づくり

使うもの

●ダンボールコンポスト(ごみから作成) 

   または  バイオ式生ごみ処理機

●生ごみ

 

 

家庭リサイクルフローチャート

生ごみがリサイクルされるまで

 

ダンボールコンポストと生ごみ処理機、どっちがいいの?

両方にそれぞれのメリット・デメリットがあります。事情に合わせてよい方をお選びください。
ただし、生ごみを有効な肥料にできるのは数ある処理機のうち、「バイオ式生ごみ処理機」ですのでお選びの際はご注意ください。

 

ダンボールコンポスト

バイオ式生ごみ処理機

作成コストが安い(ほとんど無料)

・日常のごみを更に削減できる

・ごみの種類を組み合わせて自由に肥料の養分を調整できる(上級者のみ)

・一手でごみを処理できる

=(手間も時間もかからない)

できる肥料の量が多くなる

・ただ捨てる以上に、悪臭と虫を気にしなくていい。

・本体の更新が基本的にいらない

作成にも維持にも手間がかかる

・肥料になるまでの時間が長い

・上記2点から、入れられる生ごみの容量が生ごみ処理器よりも少ない

・定期的に作り直す必要がある(水分などで脆くなるため)

・悪臭・虫対策に定期的な手入れ(混ぜる)も必要。

 

 

購入費用が高い

 →町では購入補助金を用意

・使用に当たり多少の電気料がかかる

 

●ダンボールコンポスト

作成が簡単かつ無料で自由に肥料を調整できる代わりに、肥料作りに手間がかかる

 ローコストお手軽 生ごみ箱&肥料作成器

 

●バイオ式生ごみ処理機

高額な代わりに、全自動で生ごみを肥料にしてくれる

 ハイコスト&ハイリターンな高性能 生ごみ処理&肥料作成器

 →当町では購入補助金制度があります。詳細はこちらのページにあります。

 

ごみ製家庭菜園のすすめ

普段は廃棄するごみ。これらを使って簡単な家庭菜園を作ってみませんか。

必要なもの 

代用可能なごみ

市販品の費用(円)

植木鉢

・大型缶詰・廃棄タイヤ・廃棄キャビネット・断熱材

100~800円

水受け皿

・ブルーシート・食品トレイ・業務用ビニール・土のう

70~600円

・ダンボールコンポスト製の土・堆肥

400~1000円

苗・種

収穫後に回収可能な種(2回目以降)

 100~1000円

ダンボールコンポストの土次第では、そのまま種や苗を植えることもできます。                                

 

 

「ダンボールコンポスト」って何?

 ダンボールに土や肥料等を入れたもの。ここに生ごみを入れると自然分解して肥料になります。 また主にごみで作るので、使用素材も簡単に手に入りお手軽に作れます。

作り方

 必要なもの

・ダンボール、土、古タオル、新聞紙、長輪ゴム、すのこ

 

・ダンボールを用意。ダンボールの底面を固定し、ダンボールの底面内側を新聞紙で2重底にする。

元々2重底のダンボールがあれば、それを使う。

テープで底を固定する
・ダンボールに腐葉土を入れる。腐葉土がない場合は、市販の土を入れ、よく混ぜる。

土を入れる

 ・ダンボールに十分な量の土が入ったら、すのこの下に新聞紙を2重に敷き、その上にダンボールを置く。

すのこに段ボールを載せる

・ダンボールは古タオルで蓋をし、タオルをダンボールの4角に合わせて長輪ゴムで留め、空気以外のものが通らないようにする。

タオルをかぶせて輪ゴムで締める

 

作成費用 : 土代 + すのこ(約300円) +工作用ガムテープ(約200円)

 

使用方法

(1)生ごみが出たら、コンポストを掘り返し、土に埋める。生ごみに水気がある場合はそのまま埋めてしまい、
  乾燥していたら少しだけ水を入れる。
(2)数日に1回程度、土を混ぜて空気を取り込み、埋め直す。

(3)土が完全に乾燥している場合は水を入れて土を混ぜ、土全体に水分を持たせる。

(4)分解が早い時期には埋めた後2~3日で分解が完了するので、そのあとに生ごみを追加していれる。

★ワンポイントアドバイス

 生ごみの分解能力を高めたい方は、入れる土の選別をオススメします。
コンポストに使われる割合としてよくあるのが
 くん炭:ピートモス = 2時3分 (くん炭4割、ピートモス6割) 
 です。これらは市販されていますが、代用できるものもあります。

例)ピートモス:米ぬか、油かすなど

 米ぬかは、コイン精米所で無料で受け取れるほか、コンポストに混ぜると、早い場合には2~3日程度で生ゴミが分解されていたほど強力です。


オススメの生ごみ

●野菜の切れ端や皮 (細切れにすると分解も早くなる)
●パックのお茶の葉やコーヒーかす(消臭剤・虫よけとしても働く)
●砕いた卵の殻や魚の骨(すり鉢などで潰した場合のみ)

★ワンポイントアドバイス

・たくさんの生ごみを早く分解させたい場合、細切れにして上記のように土質を整えておくと良いです。
・またコーヒーかすは消臭剤として機能し、香りは虫よけになります。しかし多すぎると屋内ではコーヒーの香りが広がるぐらい強力になりますので、この香りが苦手な方は注意が必要です。
・肉や魚も入れることができますが、分解するとアンモニア臭の原因になり、虫を呼ぶため、入れすぎないように注意するとともに、消臭効果のあるものと合わせて入れるなどの工夫が必要です。

 


容量の目安

生ごみが一通り土に埋まるぐらいが目安。

埋まり切らない場合、後述する分解促進を行うと容量が増えやすい。

 ★ワンポイントアドバイス

・分解できていないものが埋まらずに長時間経つと腐敗し、悪臭と虫湧きの原因になるので、しっかり埋められるようご注意ください。


分解促進

・コイン精米などにある米ぬかを入れる。

・ヨーグルトや納豆などの発酵食品の食後、容器に水を入れて残留物を溶かし、コンポストに入れる。

・ドライイーストや酵母菌などを水に溶かして入れるのも有効。

・冬場の気温が低い時期は微生物の活動が停止するため、気温が高いところに移動させる。

★ワンポイントアドバイス
・水はけがよい土だと、水を入れすぎると段ボールが弱り破れますので、水に溶かすものは入れすぎにご用心ください。
・米ぬかは強力で水分も含みませんが、入れすぎると土の粘り気が強くなり固まりやすくなるので、土を混ぜる際に段ボールを傷つけないようご注意ください。

 


ダンボール1個当たりの使用期間

約3~6か月。ただし土の量や質、水の入れ方や土の混ぜ方などで変化するためあくまでも目安に。

 


注意事項

生ごみは腐る前に入れる。特に肉や魚は腐ると悪臭が発生するので、しっかり土に埋めましょう。

・塩分多めの食材は厳禁。微生物が死滅し、コンポストの機能が停止する。

・コンポストの更新を怠ると段ボールの底が抜けるので更新はお早めに

 


こんな時どうする。困った時の対応方法

(1)ハエやガなどのウジ虫が湧いてしまった。

 〇虫を窒息死させる方法

・段ボールの口をラップなどで完全に密閉し、空気が入らないようにして約1カ月放置し、虫を窒息させる

・コンポストの中身をゴミ袋等に密閉し、上記同様に虫を窒息させる

 〇虫を高温で焼死させる方法

 ・米ぬかやピートモス、発酵食品や酵母菌などの分解促進剤を一度に多く入れて一気に微生物を活性化させてコンポスト内の気温を上昇・維持させて虫を蒸し焼きにする。温度の目標は60度。

 ・コンポストの中身を黒いゴミに入れて密閉し、日当たりがよく、なおかつ熱が蓄積しやすいコンクリートなどの上に丸2~3日置いて天日干しにする。土全体に熱が伝わるように広げて置くと退治しやすい。

 〇虫を薬品などで駆除する方法

 ・堆肥にすることを考えないのであれば、以下のものをかける手段も有効です。
  殺虫剤  塩  石灰乾燥剤  酢  
  水分を含む、または床が汚れても大丈夫な場合は、熱湯をかけるのも有効です。

 

(2)カビが生えてしまった。

 〇コンポスト内に白いカビがある 

  無害かつごみを分解してくれるえらいカビです。段ボールのふたをしっかり被せて外に出ないようにしつつ、見守りましょう。

 

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